はじめに
この記事では、リストに要素を追加する方法をまとめます。
今回は、以下のkujiリストに、「中吉」を追加する方法を考えます。
kuji = ["吉", "大吉", "凶"]
方法1. 新しいリストを宣言する
kuji2という新しいリストを宣言します。
kuji2 = ["吉", "大吉", "凶", "中吉"]
この場合、元のkujiは残したまま、新しくkuji2ができます。
方法2. 元のリストを上書きする
Pythonでは、Wordの「上書き保存」と同じように、最後に宣言した内容が残ります。
下の例のように、もう一度kujiを宣言し直すと、内容が上書き保存されて「中吉」を含んだリストを作成することができます。
ただし、この方法では元々のkujiは残りません。
方法3. リストに後ろから要素を付け加える
リスト kuji に、要素を追加する方法もあります。
このあと紹介する2つの方法では、元のkuji リストを書き換えるので、元のリストは残りません。
リストの一番最後に追加
Pythonでは、appendという関数を使うと、リストの一番最後に要素を追加できます。
リスト名.append(追加したいもの)
実際にプログラムを書くときには、このappend関数を使うことが非常に多いです。
リストの指定の位置に追加
Pythonでは、insertという関数を使うと、リストの指定の位置に要素を追加できます。
リスト名.insert(追加したい位置の番号,追加したいもの)
下の例だと、リストの1番目にあった「大吉」の代わりに、追加したい要素である「中吉」が入ります。
それ以降の要素(大吉・凶)は一つ後ろにズレます。
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